商務部はこのほど公表した「中国対外貿易情勢報告（２０１４年秋季）」で、来年の中国の対外貿易は、リスクや不確定要素が多いため、大きくは改善しない」との見方を示した。９日、中国新聞網が伝えた。

報告は今年第１～３四半期の貿易状況を分析し、今年と来年の展望を描いた。今年第１～３四半期は政府の政策支援効果で輸出入は徐々に改善している。報告によると中国の今年の対外貿易成長率は世界平均を上回る見込み。しかし国際環境には不確実要素が多く、国内経済も下押し圧力が強いため、来年の大幅改善は見込みにくいという。また、貿易摩擦への対応も引き続き課題となる。

（http://www.focus-asia.com/socioeconomy/economy/401008/）