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広州交易会の成約件数6%減、中国の貿易踊り場―中国メディア

4日に閉幕した116回中国輸出入商品交易会(広交会)は、参加した業者数と成約件数が共に低下した。4日、新華網が伝えた。

報道担当を務める中国対外貿易中心の劉建軍主任によると、参加業者は221国家・地区の18万6104人で前回から1.07%減少した。成約額は合計1792億300万元で同6.1%減少した。対EU、米国、BRICS、中東、日本など主要貿易相手国との輸出契約が4~19%減り、ASEAN、韓国向けは伸びた。

劉建軍主任は「3カ月以内の短期契約が47.5%、3~6カ月の契約が35.6%で、6カ月以上の長期契約は16.9%しかなかった。従来市場も新興市場も伸び悩んでおり、中国の貿易企業は新たな強みを育てなければならない」と述べた。

1年に2回開かれる広交会は中国の貿易状況を示すバロメーターとされている。中国企業も現状を認識しており、今回の広交会では新エネルギーやペット用品コーナーなど、新たなコーナーが設置された。

http://www.focus-asia.com/socioeconomy/economy/400609/