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日本の駐広州総領事、「広州に定住している日本人は約7200人」―中国メディア

中国メディア・新民網は3日、1日に広東省で行われた民営大学日本語コンテストに出席した日本の伊藤康一駐広州総領事へのインタビュー内容を掲載した。

広東外語外貿大学南国商学院で行われた民営大学日本語コンテストには、省内12の学校から25人が参加した。コンテストに来賓として出席した伊藤総領事は、同省内に3カ月以上居住している日本人は1万7000-1万8000人で、そのうち4割以上の7200人前後が広州市内に定住していると語った。

広州在住の日本人でもっとも多いのはビジネス関係者であり、現在同市に600-700の日本企業が、省全体では2000社あまりが存在するという。「日本企業にとって、広州での貿易従事は良いビジネスチャンスになっている。日本企業は広州の経済発展において、多くの貢献を果たしている」と伊藤総領事は話す。

伊藤総領事はさらに、日本にいる中国人留学生の数が9万人と、米国への留学生数にほぼ匹敵すること、今年日本を訪れる中国人観光客が200万人を突破し、過去最高記録を更新する見込みであることを紹介した。

そのうえで、今後、言語、生活、奨学金などの面で日本にいる留学生により良いサービスを提供できるよう努力することを表明。「将来日本に留学や旅行をする機会があれば、是非日本の社会や文化を自分の目や耳で感じるとともに、日本人と友だちになって日本に着いてより深く理解してほしい」と語った。

(編集翻訳 城山俊樹)