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上海自由貿易区 今月から4つの改革がスタート

上海税関は先月30日、7月1日から中国(上海)自由貿易試験区で4つの改革措置を実施することを明らかにした。

 

 

試験区内の企業は貿易の利便化に向けて「全国での通関」や「グローバル通関」ができるようになるという。新華網が伝えた。

 

4つの改革措置とは、▽企業の登録登記制度の改革▽税関の「認証を受けた経営者」の相互認証の推進▽企業の調整担当者のテスト事業▽企業の信用情報の公開、の4点だ。

 

7月1日から実施される4つの改革措置と試験区の発足からの9カ月間に実施された税関の「新政策」10数項目が実質的な効果を上げることを保証し、企業が改革のメリットを十分に享受できるようにするため、試験区の税関監督管理情報化システムが6月30日に試験的に開設された。この新システムによって税関の関連データが共有され情報がスムースに流れるようになっただけでなく、企業の物流ネットワークの監督管理とデータのリアルタイムの伝送が可能になった。