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上海自由貿易区に金地金保管所開設=2000トン収納可能

中国のニュースサイト中国新聞網が15日伝えたところによると、上海市浦東新区の自由貿易試験区(FTZ)内に、2000トンの金地金を収納できる保管所が11月中に開設される。貴重品の物流サービスを手掛けるマルカ・アミットグローバルが建設した。年内にインドを抜いて世界最大の金消費国になる見通しの中国で事業拡大を図る。

 

金保管所は日桜北路と洲海路の交差点に位置。バスケットボールコート三つ分の広さがある床面積は、同社が保有する保管施設7カ所の中で最大規模。主要顧客と見込む上海金取引所や先物取引所、中国銀行、工商銀行、シティバンクなどの関係者が既に現地を視察した。マルカ社の中国事業部門責任者によると、ダイヤモンドや宝飾品、芸術品の保管サービスも法人を対象も提供するという。(時事)