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中国の7.75%成長見通し

【東京ロイターES=時事】

国際通貨基金(IMF)アジア太平洋局のマーカス・ロッドラウアー副局長は26日、都内での講演で、中国経済が今年下半期の減速を回避し通年で7.75%の経済成長率を達成するとのIMFの予測について、最近の経済指標からも裏付けられるとの見解を示した。

 

同副局長は、国際的な環境が厳しい中でも中国経済が成長ペースを維持すると予想するとともに、「このことは、中国の一連の指標からも裏付けられる。これらの指標からは、第3四半期または下半期にかけて、経済活動が安定に向かっていることが示唆される」と指摘した。

 

IMFは7月、中国が好調な経済パフォーマンスを維持するには一層の改革が必要とする一方、2013年の成長率については7.75%と、中国政府が目標に掲げる7.5%よりも高い予測を維持した。