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中華人民共和国外国人出入国管理条例-その1

「中国人民共和国外国人出入国管理条例」が2013年7月3日に、国務院第15回常務会議において採択されました。なお、2013年9月1日より施行されます。

 

今回は査証の種類についてご説明します。

①C査証…C査証は、乗務、航空、船舶輸送任務を行う国際列車の乗務員、国際航空機の人

      員、国際的に航行する船舶の船員および船員の随行家族、ならびに国際道路輸送

              に携わる自動車ドライバーに発給する。

②D査証…D査証は、入国して永住する人員に発給する。

③F査証…F査証は、入国して、交流、訪問、視察等の活動に携わる人員に発給する。

④G査証…G査証は、他国に向かう途中で、中国の国境を通過する人員に発給する。

⑤J査証…J1査証は、中国に常駐する外国報道機関の外国常駐記者に発給し、

           J2 査証は、入国して短期的にインタビュー、報道を行う外国人記者に発給する。

⑥L査証…L査証は、入国して観光する人員に発給する。団体として入国して観光する場合

      は、団体L 査証を発給できる。

⑦M査証…M査証は、入国して、商業貿易活動を行う人員に発給する。

⑧Q査証…Q1査証は、家族だんらんのために、入国居留を申請する中国公民の家族および、

      中国に永住する資格をもつ外国人の家族、ならびに養子縁組等の理由により入国

              居留を申請する人員に発給する。

              Q2 査証は、入国して短期的な親族訪問を申請する、中国国内に居住する中国

              公民の親族および、中国での永住資格をもつ外国人の親族に発給する。

⑨R査証…R査証は、国が必要とする外国の高級人材と緊急に必要とされる専門人材に発給

              する。

⑩S査証…S1査証は、入国しての長期的な親族訪問を申請する、就労、学習等の事由に

             より、中国国内に居留する外国人の配偶者、父母、18 歳未満の子女、配偶者の

             父母、ならびにその他の私事の必要から、中国国内に居留する必要のある人員に

             発給する。

             S2 査証は、入国して短期的に親族訪問を申請し、就労、学習等の事由により、

             中国国内に滞在居留する外国人の家族、ならびにその他の私事の必要から、中国

             国内に居留する人員に発給する。

⑪X査証…X1査証は、中国国内での長期的な学習を申請する人員に発給する。

              X2 査証は、中国国内での短期的な学習を申請する人員に発給する。

⑫Z査証…Z査証は、中国国内での就労を申請する人員に発給する。

 

次回は査証の申請資料についてご説明します。